本日の主なトピック #
- Amazon ElastiCache (Valkey 9.0): Valkey 9.0のサポート開始に加え、全文検索、ハイブリッド検索、リアルタイム集計機能が追加され、インメモリでの高度なデータ処理が容易になりました。
- Amazon Bedrock AgentCore: AIエージェントが自律的に決済を行えるPayments機能(プレビュー)や、S3/EFSの直接マウントによるデータ共有機能が追加されました。
- インフラとセキュリティ: Graviton4搭載のM8gn/M8gbインスタンスのアイルランド展開、Site-to-Site VPNのIP維持のままの帯域変更、JDBC Wrapperによるクライアントサイド暗号化などが発表されました。
- 管理と利便性: 特定リージョンでのサービス開始を知らせる通知機能の導入や、インドでのUPI Scan and Pay対応など、ユーザー体験が向上しています。
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トランザクション可能なエージェント:Amazon Bedrock AgentCoreがPayments(プレビュー)をサポート #
投稿日: 2026年05月07日
何ができるようになったのか #
Amazon Bedrock AgentCoreにおいて、AIエージェントが自律的にAPI、MCP(Model Context Protocol)サーバー、ウェブコンテンツ、さらには他のエージェントに対して支払いを行える「AgentCore payments」のプレビューが開始されました。CoinbaseおよびStripeとのパートナーシップにより実現した、自律型エージェント専用のマネージド支払い機能です。
何が嬉しいのか #
AIエージェントが「使う分だけ支払う(pay-per-use)」モデルのサービスを利用する際、開発者が個別に課金統合、認証情報管理、オーケストレーション、予算管理、オブザーバビリティ(観測性)の仕組みをゼロから構築する必要がなくなります。ウォレットの認証から、HTTP 402(Payment Required)レスポンスへの対応、トランザクションの実行、ガバナンスまでを一貫して管理できます。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: エージェントが有料リソースに遭遇した場合、支払いのための複雑なロジックを開発者が実装するか、エージェントの推論ループを中断して人間が介入する必要がありました。
- これから: 開発者はCoinbase CDPまたはStripe Privyウォレットを接続し、セッションレベルの支出上限を設定するだけで、エージェントが実行中に自律的に支払いを完了させることができます。
具体的なユースケース #
- 有料APIの自律利用: エージェントがタスク実行中に必要な有料データソースや専門的なAPIを自動的に購入して利用する。
- エージェント間経済: あるエージェントが別の専門特化型エージェントのサービスを有料で利用し、複雑なタスクを分担する。
MCPは「Model Context Protocol」の略です。 AIモデルがデータソースやツールとやり取りするための標準化されたプロトコルです。 主な特徴は以下の通りです。
- 異なるAIエージェントやツール間での相互運用性の向上
- 統一されたインターフェースによるデータアクセスと機能実行の簡素化
Amazon Bedrock AgentCore RuntimeがAmazon S3 FilesとAmazon EFSの持ち込みファイルシステムをサポート #
投稿日: 2026年05月06日
何ができるようになったのか #
Amazon Bedrock AgentCore Runtimeにおいて、開発者が所有するAmazon S3 FilesやAmazon EFSのアクセスポイントをエージェントのランタイムに直接アタッチできるようになりました。これにより、エージェントは標準的なファイル操作(読み書き)を通じて、これらのファイルシステムにアクセス可能です。
何が嬉しいのか #
カスタムのマウントコードや特権コンテナ、事前ダウンロードのオーケストレーションが不要になります。スキル、ツールライブラリ、参照データセット、ナレッジベースなどをセッション間や複数のエージェント間で簡単に共有でき、ミリ秒未満の低レイテンシでアクティブなデータにアクセスできます。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: エージェントが外部データにアクセスするには、セッション開始ごとにデータをダウンロードするか、複雑な共有ストレージの設定を自前で構築する必要がありました。
- これから: 指定したパスにファイルシステムをマウントするだけで、既存のデータセットやスキルを即座に利用でき、中間結果を永続化して将来のセッションで再開することも容易になります。
具体的なユースケース #
- スキルの共有: 複数のエージェントが同じAmazon S3 Filesに保存された共通のツールセットやカスタムライブラリをロードして使用する。
- 長期タスクの継続: 1つのセッションで生成した中間データをEFSに保存し、後続のセッションでそのデータを読み取って作業を継続する。
Amazon EC2 M8gnおよびM8gbインスタンスがAWS欧州(アイルランド)リージョンで利用可能に #
投稿日: 2026年05月07日
何ができるようになったのか #
AWS Graviton4プロセッサを搭載したAmazon EC2 M8gnおよびM8gbインスタンスが、AWS欧州(アイルランド)リージョンで利用可能になりました。M8gnは最大600Gbpsのネットワーク帯域幅を提供し、M8gbは最大300GbpsのEBS帯域幅を提供します。
何が嬉しいのか #
Graviton3を搭載した前世代と比較して、計算パフォーマンスが最大30%向上しています。M8gnはハイパフォーマンスファイルシステムやリアルタイムビッグデータ分析などのネットワーク集約型ワークロードに、M8gbは高性能なNoSQLデータベースなどの高いブロックストレージパフォーマンスを必要とするワークロードに最適です。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: Graviton4搭載の汎用インスタンスは一部のリージョン(米国東部、米国西部など)に限られていました。
- これから: 欧州(アイルランド)リージョンでも、最新のGraviton4プロセッサと第6世代のAWS Nitroカードによる高性能かつ高効率な計算リソースを利用できるようになります。
具体的なユースケース #
- 5G UPF(User Plane Function): M8gnの超高速ネットワーク帯域を活かした通信キャリア向けアプリケーション。
- インメモリキャッシュ: 分散型ウェブスケールインメモリキャッシュの構築。
NVIDIA Blackwell GPU搭載のAmazon EC2 P6-B200インスタンスがAWS GovCloud(米国西部)リージョンで利用可能に #
投稿日: 2026年05月06日
何ができるようになったのか #
NVIDIA Blackwell GPUを搭載した最新のAmazon EC2 P6-B200インスタンスが、AWS GovCloud(米国西部)リージョンで利用可能になりました。このインスタンスは、AIのトレーニングおよび推論において P5enインスタンスと比較して最大2倍のパフォーマンスを提供します。
何が嬉しいのか #
1440GBの高帯域幅GPUメモリ(P5en比で60%増)を備えた8つのBlackwell GPU、第5世代Intel Xeonプロセッサ、最大3.2TbpsのEFAv4ネットワークを搭載しています。AWS Nitro Systemにより、数万個のGPUスケールまで確実かつ安全に拡張可能です。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: 公共機関や規制の厳しい業界向けのGovCloud環境では、最新世代のGPUインスタンスの導入が商用リージョンより遅れることがありました。
- これから: 政府機関やコンプライアンス要件の厳しい顧客も、最先端のBlackwellアーキテクチャを利用して、大規模なAIモデルの学習や推論を劇的に高速化できます。
具体的なユースケース #
- 大規模言語モデル(LLM)のトレーニング: 膨大なパラメータを持つモデルの学習時間を短縮。
- 高度な科学シミュレーション: 高帯域幅メモリと高速ネットワークを必要とする複雑な計算処理。
Amazon ElastiCacheがリアルタイム集計(Aggregations)をサポート #
投稿日: 2026年05月06日
何ができるようになったのか #
Amazon ElastiCacheが、キャッシュ内での集計クエリ(Aggregation queries)をネイティブにサポートしました。これにより、1つのクエリでデータのフィルタリング、グルーピング、変換、サマライズを直接実行できるようになります。
何が嬉しいのか #
個別の分析エンジンを用意することなく、メモリ内の最新データに対してマイクロ秒単位の低レイテンシで集計結果を取得できます。アーキテクチャが簡素化され、eコマースのカテゴリカウント、リーダーボード、トレンド分析、リアルタイムダッシュボードなどの構築が容易になります。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: 集計処理を行うには、キャッシュから全データをアプリケーション側に取得して計算するか、別途分析用データベース(Redshiftなど)へデータを転送して処理する必要がありました。
- これから: ElastiCache(Valkey 9.0以降)の機能として、メモリ上で直接かつ高速に集計を実行できます。
具体的なユースケース #
- ファセットナビゲーション: eコマースサイトで商品のカテゴリごとの在庫数や種類をリアルタイムに集計して表示。
- トレンドコンテンツ: 動画ストリーミングサービスなどで、現在最も視聴されているカテゴリーやアイテムを即座に特定。
Valkeyはオープンソースのインメモリデータストアです。 Redisの代替として開発された、高い互換性を持つ永続性の高いキーバリューストアです。 主な特徴は以下の通りです。
- Redisとの高い互換性(ライブラリやツールをそのまま利用可能)
- ベンダーニュートラルなオープンソースコミュニティによる開発
Amazon ElastiCacheがリアルタイム全文検索、完全一致検索、数値範囲検索をサポート #
投稿日: 2026年05月06日
何ができるようになったのか #
Amazon ElastiCacheが、キャッシュ内でのリアルタイム全文検索、完全一致検索、および数値範囲検索をネイティブにサポートしました。個別の検索サービスを介さず、1つのクエリでこれらの検索タイプを組み合わせて実行できます。
何が嬉しいのか #
テラバイト級のデータに対して、マイクロ秒単位の低レイテンシかつ毎秒数百万件の検索スループットを実現します。データが書き込まれると即座に検索可能になるため、ユーザーセッション、在庫、取引記録など、頻繁に更新されるデータに対して常に最新の検索結果を提供できます。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: 高度な検索(全文検索や範囲検索)を行うには、ElastiCacheからデータを別の検索エンジン(OpenSearchなど)に同期し、そこで検索を実行する必要がありました。
- これから: ElastiCache(Valkey 9.0以降)自体がこれらの検索機能を備えるため、アーキテクチャが劇的に簡素化され、データの同期遅延も解消されます。
具体的なユースケース #
- eコマースの商品検索: カテゴリ、価格(数値範囲)、評価、および商品名や説明(全文検索)を組み合わせたフィルタリング。
- ゲームのリーダーボード: 特定のスコア範囲にいるプレイヤーの検索や、ユーザー名による即座の検索。
Amazon ElastiCacheがベクトル検索と全文検索を組み合わせたハイブリッド検索をサポート #
投稿日: 2026年05月06日
何ができるようになったのか #
Amazon ElastiCacheが、ベクトル類似性検索と全文検索を単一のクエリで組み合わせる「ハイブリッド検索」をサポートしました。セマンティックな意味(意図)と正確なキーワードマッチングの両方を捉えることで、より関連性の高い結果を返せるようになります。
何が嬉しいのか #
Amazon BedrockやSageMaker、Anthropic、OpenAIなどの埋め込みモデル(Embeddings)を利用したベクトル検索と、正確な用語一致を同時に行えます。これにより、生成AIのRAG(Retrieval-Augmented Generation)システムにおいて、関連コンテキストの取得精度が向上し、トークンコストの削減にもつながります。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: ベクトル検索による「意味の近さ」の検索と、全文検索による「キーワードの正確な一致」を両立させるには、複数のデータベースを組み合わせるか、アプリケーション側で結果をマージする複雑な処理が必要でした。
- これから: ElastiCache(Valkey 9.0以降)だけで、これらを組み合わせた高度な検索をマイクロ秒単位の低レイテンシで実行できます。
具体的なユースケース #
- AIエージェントの記憶・RAG: 意味的な類似性に加え、製品名やIDなどの正確な用語指定も含めて関連情報を検索。
- コンテンツレコメンデーション: ユーザーの好みの「傾向(ベクトル)」と、特定の「ジャンルやタグ(全文一致)」を組み合わせたレコメンド。
Amazon OpenSearch ServiceがVPC内のリソースへのプライベート接続のためのVPC Egressをサポート #
投稿日: 2026年05月07日
何ができるようになったのか #
Amazon OpenSearch Serviceが「VPC egress」オプションをサポートしました。これにより、VPC内にデプロイされたOpenSearchドメインから、同じVPC内の他のリソース(MLモデル、AWSサービス、カスタムアプリケーションなど)に対して、パブリックインターネットを経由せずにプライベートなネットワーク接続を確立できるようになります。
何が嬉しいのか #
アウトバウンドトラフィックをVPC内に閉じ込めることができるため、セキュリティが大幅に向上します。機密データを扱うMLモデルへのリクエストや、独自の内部APIとの連携を、よりセキュアかつ低レイテンシで行えるようになります。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: OpenSearchドメインからVPC内の他のリソースへアクセスする場合、接続構成によってはトラフィックの制御が複雑になったり、限定的な経路を選択せざるを得ない場合がありました。
- これから: 「VPC egress」を有効にすることで、OpenSearchドメインに指定サブネットのネットワークインターフェースが追加され、VPC内へのアウトバウンドトラフィックが直接ルーティングされるようになります。
具体的なユースケース #
- プライベートなMLモデル連携: VPC内に構築した独自のSageMakerエンドポイントに対して、OpenSearchからプライベートに推論リクエストを送信。
- 内部DB・APIとの連携: OpenSearchのデータと、VPC内のプライベートサブネットにあるデータベースやマイクロサービスをセキュアに連携。
Amazon SageMaker HyperPodがSlurmクラスター向けにAMIベースのノードライフサイクル設定をサポート #
投稿日: 2026年05月07日
何ができるようになったのか #
Amazon SageMaker HyperPodにおいて、Slurmクラスターのノードに対して「AMIベースの設定」がサポートされました。これにより、AI/MLのトレーニングに必要なソフトウェアや設定(Docker, Enroot, Pyxis, Slurmログローテーションなど)があらかじめ組み込まれた環境を、個別のライフサイクル設定スクリプトなしでプロビジョニングできます。
何が嬉しいのか #
Amazon S3へのライフサイクルスクリプトのアップロードや管理が不要になります。ノードのプロビジョニング中にスクリプトを実行する手間が省けるため、クラスターの作成時間が大幅に短縮され、より迅速にトレーニングジョブを開始できるようになります。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: 本番環境向けのソフトウェアやSlurmの設定を導入するために、開発者が独自のライフサイクル構成スクリプトを作成し、クラスター作成時に実行させる必要がありました。
- これから: AMIベースのデフォルト設定を利用することで、運用の手間が削減されます。さらにカスタマイズが必要な場合は、基本設定の上に「拡張スクリプト」を1つ追加するだけで済みます。
具体的なユースケース #
- 迅速なクラスター構築: 新しいプロジェクトのために、標準的なAI開発環境を備えたSlurmクラスターを最小限の手間で即座に立ち上げる。
- 最小限のカスタマイズ: 基本的なソフトウェアはAMIベースで済ませ、特定のユーザー設定やLDAP統合だけを拡張スクリプトで追加する。
AWS Advanced JDBC Wrapperがクライアントサイド暗号化を提供開始 #
投稿日: 2026年05月07日
何ができるようになったのか #
Amazon AuroraやAmazon RDS向けの「AWS Advanced JDBC Wrapper」に、KMSを利用した列レベルのクライアントサイド暗号化プラグインが追加されました。Javaアプリケーションにおいて、データベースに送信される前に機密データを暗号化できるようになります。
何が嬉しいのか #
アプリケーションコードを変更することなく、強力なセキュリティとコンプライアンス(PCI DSS, HIPAA, GDPRなど)への対応が可能になります。データベースエンジンに到達する前に暗号化されるため、万が一データベースの管理者権限が侵害されたり、SQLインジェクション攻撃を受けても、機密データは平文で漏洩することはありません。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: データベースの保管時暗号化や転送時暗号化(TLS)は一般的でしたが、これらはデータベースエンジン内ではデータが復号されていました。クライアントサイドで暗号化するには、アプリケーション側で複雑な暗号化ロジックを実装する必要がありました。
- これから: JDBCドライバレベルで暗号化・復号が自動的に行われるため、既存のSQL、Spring、Hibernateなどのフレームワークとシームレスに連携しながら、平文データがデータベースに保存されるのを防げます。
具体的なユースケース #
- 個人情報の保護: ユーザーのメールアドレスや電話番号を、データベースに保存される前に自動的に暗号化する。
- コンプライアンス準拠: 規制の厳しい業界において、DB管理者からもデータを秘匿する必要がある環境での利用。
AWS Elemental MediaTailorが収益化関数(Monetization Functions)をリリース #
投稿日: 2026年05月07日
何ができるようになったのか #
AWS Elemental MediaTailorが「収益化関数(Monetization Functions)」をサポートしました。これにより、広告決定サーバー(ADS)へのリクエスト作成や、パーソナライズされた広告再生中のセッション管理をカスタマイズできるようになります。外部APIの呼び出しやインラインのデータ変換を再生セッションの特定のポイントで実行可能です。
何が嬉しいのか #
プレイヤーとADSの間に、独自のミドルウェアを構築・運用する必要がなくなります。ハッシュ化されたメールアドレスのID変換(LiveRampなど)や、コンテンツ管理システムからのメタデータ付加、ヘッダービディングのワークフロー、A/BテストなどをMediaTailor内で完結できます。また、関数がエラーになってもデフォルトの動作にフォールバックされる「フェイルオープン」設計により、視聴体験が中断されることはありません。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: 広告リクエストをカスタマイズするには、プロキシサーバーやLambdaなどのミドルウェアを自前で用意し、トラフィックを中継させる必要がありました。
- これから: MediaTailorの設定として関数を定義するだけで、低レイテンシかつスケーラブルに広告体験のカスタマイズを実現できます。
具体的なユースケース #
- プライバシーに配慮した広告: ユーザーのプライバシーを保護しつつ、外部サービスと連携して最適な広告を配信するためのデータ変換。
- 広告のA/Bテスト: 複数の広告決定サーバー間でトラフィックを振り分け、パフォーマンスを比較。
インドのAWS顧客がサインアップと支払いにUPI Scan and Payを利用可能に #
投稿日: 2026年05月07日
何ができるようになったのか #
インドの顧客は、AWSのサインアップ時や請求書の支払いにおいて、UPI(Unified Payments Interface)の「Scan and Pay」機能を利用できるようになりました。AWSコンソールに表示されるQRコードを、Google Pay、PhonePe、Paytm、Amazon PayなどのUPIモバイルアプリでスキャンするだけで支払いが完了します。
何が嬉しいのか #
これまでのように手動でUPI IDを入力する手間が省け、スピーディーかつエラーのない支払いが可能になります。日常的に利用されているQRコード決済と同じ体験をAWSの支払いでも享受でき、利便性とセキュリティが向上します。また、最大15,000ルピーまでの月次自動支払い(UPI AutoPay)の設定も可能です。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: UPI決済を利用する際、顧客は自分のUPI IDをコンソール上で手動入力する必要がありました。
- これから: コンソール上のQRコードをスキャンするだけで、即座に銀行間送金が実行され、認証もアプリ上で行えます。
具体的なユースケース #
- 新規アカウント作成: クレジットカード情報の入力の代わりに、QRコードスキャンで迅速に本人確認と初期設定を完了させる。
- 月次請求の支払い: 届いた請求書に対して、スマートフォンの使い慣れた決済アプリで即座に決済を行う。
AWS Capabilities by Regionが利用可能通知(Availability Notifications)をサポート #
投稿日: 2026年05月07日
何ができるようになったのか #
AWS Builder Centerの「AWS Capabilities by Region」において、特定のリージョンでAWSサービスや機能が利用可能になった際に自動的にアラートを受け取れる「利用可能通知(Availability Notifications)」が導入されました。
何が嬉しいのか #
1,500以上のサービスと機能、37のAWSリージョンにわたる最新状況を、手動でチェックすることなく把握できるようになります。サービス単位で購読(サブスクライブ)すれば、その配下のすべての機能の更新が自動的にカバーされるため、インフラの計画やデプロイの意思決定が迅速化されます。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: 特定のリージョンで新機能が使えるようになったかを確認するには、ドキュメントやAWS News Blogを定期的に監視したり、コンソールを頻繁にチェックする必要がありました。
- これから: AWS Builder Center内で即座に通知を受け取れるほか、週次のサマリーメールも配信されるため、最新情報を漏れなく、効率的に収集できます。
具体的なユースケース #
- リージョン拡張の準備: 生成AIアプリケーションを新しいリージョンに展開する際、Amazon Bedrockの特定の機能(Guardrailsなど)が利用可能になった瞬間に通知を受けて作業を開始する。
- マイグレーション計画: 移行先ターゲットリージョンで必要なサービスがすべて揃っているかを監視する。
AWS Resource ExplorerがAWS GovCloud(米国東部・米国西部)リージョンで利用可能に #
投稿日: 2026年05月07日
何ができるようになったのか #
リソースの検索と発見を簡素化するマネージド機能「AWS Resource Explorer」が、AWS GovCloud(米国東部)および(米国西部)リージョンで利用可能になりました。
何が嬉しいのか #
AWSコンソール上の統合検索バー、CLI、SDKなどを通じて、リージョンをまたいだリソース検索が可能になります。検索結果から直接、該当するリソースのサービスコンソールやリージョンへ1ステップで移動できるため、リソース管理の効率が大幅に向上します。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: GovCloud環境において特定のリソースを探すには、各サービスのコンソールを個別に開き、リージョンを切り替えながら確認する必要がありました。
- これから: リソース名やタグ、IDなどを使って一括検索できるようになり、目的のリソースに即座にアクセスできるようになります。
具体的なユースケース #
- 迷子のリソース探し: どのリージョンに作成したか忘れてしまったEC2インスタンスやS3バケットを、名前の一部から即座に特定する。
- インベントリの確認: 特定のプロジェクトタグが付与されたリソースがGovCloud環境内にどれだけあるかを素早く把握する。
AWS Site-to-Site VPNが既存接続のトンネル帯域幅の変更をサポート #
投稿日: 2026年05月06日
何ができるようになったのか #
AWS Site-to-Site VPNにおいて、既存の接続を維持したまま、トンネル帯域幅を標準(最大1.25 Gbps)とラージ(最大5 Gbps)の間で変更できるようになりました。
何が嬉しいのか #
トンネルのIPアドレス、CIDRブロック、事前共有鍵(Pre-shared keys)などの設定がすべて保持された状態でアップグレードが可能です。オンプレミス側のVPN機器の設定やファイアウォールルールを変更する必要がなく、最小限のダウンタイムで帯域幅を調整できます。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: トンネルの帯域幅を変更するには、既存のVPN接続を一度削除して再作成する必要がありました。その際、新しいトンネルIPアドレスが発行されるため、オンプレミス側の機器設定も変更しなければなりませんでした。
- これから: 設定を維持したまま帯域幅をスケールアップ・ダウンできるため、組織のニーズに合わせた柔軟な運用が可能になります。
具体的なユースケース #
- データトラフィック増大への対応: オンプレミスとAWS間の通信量が増えた際に、ネットワーク構成を変えることなく即座に5Gbps帯域へ拡張。
- コスト最適化: 一時的な大規模データ移行が終わった後に、帯域を1.25Gbpsに戻してコストを抑える。
AWS Transfer FamilyウェブアプリがAWSアジアパシフィック(ニュージーランド)リージョンで利用可能に #
投稿日: 2026年05月06日
何ができるようになったのか #
AWS Transfer Familyのウェブアプリ機能が、AWSアジアパシフィック(ニュージーランド)リージョンで利用可能になりました。これにより、エンドユーザーはWebブラウザを通じて、Amazon S3内のデータをブラウズ、アップロード、ダウンロードできるようになります。
何が嬉しいのか #
フルマネージドでセキュアな、ブランド化可能なポータルサイトを従業員やクライアントに提供できます。専用のクライアントソフト(SFTPソフトなど)をインストールすることなく、ブラウザだけで直感的にファイル共有が行えるため、ITスキルの有無にかかわらず幅広いユーザーが利用可能です。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: ニュージーランドリージョンの顧客がS3のデータをブラウザベースで共有するには、自前でウェブサーバーを構築するか、他のリージョンのサービスを利用する必要がありました。
- これから: リージョン内で完結するフルマネージドなウェブポータルを即座に提供でき、低レイテンシかつガバナンスの効いたファイル転送環境を構築できます。
具体的なユースケース #
- クライアントとのデータ受け渡し: 外部パートナーに対して、特定のS3フォルダへのアクセス権を付与したウェブポータルを提供し、納品物のアップロードを依頼する。
- 社内ドキュメントの配布: 従業員がブラウザから最新の設計図やマニュアルを安全にダウンロードできる環境の構築。
Amazon SageMaker Unified Studioがアイデンティティとユーザー管理機能を追加 #
投稿日: 2026年05月07日
何ができるようになったのか #
Amazon SageMaker Unified Studioにおいて、IAMおよびIdentity Centerのドメインタイプに対する管理者向けの管理機能が強化されました。IAMドメインでのSSOオンボーディングや、Identity CenterドメインでのIAMロールによるフェデレーションアクセスが可能になります。
何が嬉しいのか #
チームメンバーがどのような方法で認証されているかにかかわらず(IAMユーザー、Identity Centerグループなど)、共通のプロジェクトで容易にコラボレーションできるようになります。また、管理者は「ドメインユーザー管理ページ」から全アクティブユーザーを一元的に把握し、権限を統合管理できます。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: 認証方式が混在する環境では、プロジェクトメンバーの追加や権限管理が複雑になる場合がありました。また、同じIAMロールを共有するユーザー同士が作業内容を上書きしてしまうリスクもありました。
- これから: 認証方式の柔軟性が向上し、同じIAMロールを共有していてもユーザーごとに一意のセッションが作成されるため、作業の上書きを防ぎつつ、個別の監査(オーディット)も可能になります。
具体的なユースケース #
- 大規模チームの権限管理: 企業内の既存のIdentity Center(SSO)グループをそのままSageMakerのプロジェクトに割り当て、迅速に開発を開始する。
- セキュアな共有ロール利用: 複数のデータサイエンティストが同じIAMロールを使ってログインしても、各自の作業環境が独立して保持される。
Amazon ElastiCacheがValkey 9.0をサポート #
投稿日: 2026年05月05日
何ができるようになったのか #
Amazon ElastiCacheにおいて、最新のオープンソースインメモリデータストア「Valkey 9.0」のサポートが開始されました。組み込みの全文検索・ハイブリッド検索、スループットの大幅な向上、ハッシュフィールド単位の有効期限(TTL)設定など、多くの新機能が追加されています。
何が嬉しいのか #
パイプライン処理において最大40%のスループット向上が見込まれるほか、メモリ管理の最適化により高負荷なAI駆動型アプリケーションにも対応可能です。ハッシュ内の個別のフィールドにTTLを設定できるようになったことで、きめ細やかなデータライフサイクル管理が可能になり、メモリ使用効率が改善します。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: キャッシュ内での高度な検索には制限があり、スループットの限界に達した場合は過剰なプロビジョニングが必要になることがありました。また、ハッシュ全体の削除はできても、中の1要素だけを自動で期限切れにすることは困難でした。
- これから: Valkey 9.0の高性能かつ多機能なエンジンを利用することで、アーキテクチャの簡素化、コストパフォーマンスの向上、およびより柔軟なデータ管理が実現します。
具体的なユースケース #
- 高頻度なデータ更新: リアルタイムランキングやセッション管理など、超低レイテンシと高スループットが求められるサービス。
- マルチテナントSaaS: クラスターモードでのマルチデータベースサポートを活用し、テナントごとに論理的なネームスペースを分離して管理。
Valkey 9.0は、これまでのRedisの機能をベースにしつつ、AWSを含むコミュニティによって大幅に強化された次世代のインメモリデータストアです。 ElastiCacheにおけるRedisの後継・推奨エンジンとして位置付けられています。 主な特徴は以下の通りです。
- 全文検索やベクトル検索を標準搭載
- パイプライン処理のパフォーマンスが従来比で最大40%向上
- ハッシュフィールド単位のTTL設定など、運用柔軟性の向上
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